第8回 転がすアプローチを打つ
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内田理央(うちだ・りお)さんが、ゴルフに初挑戦! 6カ月でコースデビューを目指します。指導するのは、初心者からプロまで、幅広い層にレッスンを行なっている関浩太郎コーチ。第8回は、グリーン上のピンにボールを寄せていくショット、アプローチを学びます。今回は、ボールを転がしながら寄せるアプローチです。
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↓【動画】転がすアプローチを打つ
内田理央(以下内田)コーチ、今日もよろしくお願いします。
関浩太郎(以下関コーチ)よろしくお願いします。
内田 あの、ゴルフの中継を見たんですけど、プロの選手のみなさんは、すごく「バーン」って大きく打つ時もあるし、調整して「ピュッ」って打つ時もあるじゃないですか。あの違いは何ですか?
関コーチ 思いきり「バーン」と打つのは、フルショットと言います。ゴルフ場は広くて、1ホールで400~500ヤード(約400~500メートル)くらいありますので、(ピンが)遠い時には打って、打って、遠くにボールを進めます。
そして、グリーンですね。コロコロとボールを転がして、最後に穴に「コトッ」と入れるところですが、グリーンに近づいてきたら思いきり打つとボールがグリーンを飛び越えてしまいます。そこを、「ふわっ」と上げてピタリと止める。これをアプローチと言います。
内田 アプローチ!
関コーチ アプローチは自分で加減して打って、丁度残った距離に対してポトッと落とさないといけないんです。
内田 自分で見極めてやらなきゃいけないんですね。
関コーチ このあたりからは、ただ思いきり打てばいいだけではなくなってきます。それで、今回はそのアプローチをやっていきたいと思います。
8番アイアンでクラブを短く持つ
関コーチ アプローチは2つあります。「転がすアプローチ」と、「ふわっと上げてピタッと止める」、2種類のアプローチです。今回は転がすアプローチからやってみたいと思います。
内田 はい。お願いします。
関コーチ 使うのは、8番アイアンです。
内田 番号があるんだ!
関コーチ そうです。今までアイアンと言うだけでやってましたけど、実はこの8番アイアンでやっていました。
内田 あっ、なるほど。
関コーチ ですから、今までと変わらないこのクラブでやっていきます。アイアンにはロフト(傾斜の角度)がついていて、フェース面がちょっと上を向いています。これで打つと、ボールは勝手にポーンと上がってくれるクラブの仕組みになっているんです。
内田 へえーっ! そうなんですね。
関コーチ 下から上に振って、わざわざボールを上にあげるようなスイングをしなくても、横からぶつけてあげればボールは上がるようにできています。これであまり高く上げないで、コロコロと転がすアプローチをやってみたいと思います。
内田 はい。
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