不要品をお金に換える手段として人気が高まっているのがフリマアプリです。フリマアプリの中でも特に多くのユーザーに利用されている「メルカリ」。
メルカリで購入したことはあるけれど、出品は面倒そうでなかなかできていないという人も多いのではないでしょうか。また、せっかく出品するのであれば、しっかりお金に換えたいですよね。本記事では、メルカリでの出品のコツをご紹介します。
メルカリに出品する方法
「メルカリ」はアプリ上で個人が簡単にさまざまな商品を売買できるサービスです。ジャンルとしてはフリマアプリに分類されています。
専用アプリ内でほとんどの操作を行えるので使い方もとてもシンプル。そのお手軽さから多くのユーザーの支持を集めています。メルカリに出品するにはどのような手順が必要なのでしょうか。
出品するための準備は?
メルカリに出品するためには、はじめにアプリをダウンロードしてユーザー登録を行う必要があります。メルカリのアプリはiOSであれば｢App Store｣、AndroidOSであれば｢Google Play｣で無料ダウンロードが可能です。
ユーザー登録も簡単で、アプリ内にメールアドレスや氏名など必要な情報を入力するだけ。準備が整えばメルカリのさまざまなサービスを利用できます。
本人確認は必須?
メルカリでは不正利用などを防止するために本人確認が強化されています。そのため、出品時や住所などの情報を登録した上で、売上金の受け取り用として同一名義の銀行口座が必要となります。
また、メルカリと提携している決済サービスであるメルペイでも本人確認が必要です。こちらでは運転免許証やマイナンバーカードなどを使用してアプリ内から手続きを行うことができます。メルペイで本人確認を行うことによってメルカリおよびメルペイのすべてのサービスが利用可能となります。
メルカリで商品を購入するだけであれば本人確認は必須というわけではありません。しかし、商品を出品する前提であれば登録時に本人確認も済ませておきましょう。
出品方法は?
出品の方法はとても簡単です。アプリを開きメインバーの「出品」をタップ。出品へのショートカットを使って写真の登録、商品紹介や配送方法、価格などを設定するだけで出品ができます。
写真もスマホのカメラで撮影するだけなので、ある程度慣れれば数分で行えます。
販売後にすることは?
商品が売れれば最初に登録した配送方法で発送し、売上金を受け取ることになります。売上金は一旦アプリ内に入金され、振込申請を行うことによって指定しておいた口座に振り込まれます。
メルカリに出品する時のコツ3つ
アプリ内の操作で簡単に出品できるメルカリですが、出品の方法によって売れやすさや販売価格などに影響するケースがあります。そこで、ここからはメルカリ出品時に押さえておきたい3つのコツをご紹介します。
1．売れる写真撮影のコツ
写真は商品に対するイメージを大きく左右するポイントのひとつです。そのため、写真撮影はこだわりましょう。「写真にこだわる」と聞くと、かっこいい写真を撮らなければいけないのかと不安になるかもしれませんが、そうではありません。
メルカリの写真は芸術写真やイメージ写真ではありませんので、商品の全体像や重要となる細部のアップなどをわかりやすく撮影することが重要となります。
また、明るさも大切です。暗いと商品がはっきりと写らないだけではなく、印象まで悪くなってしまいます。撮影用のライトなどがあれば、より簡単に明るい写真を撮影できるので利用してください。
用意できないのであれば、なるべく昼間の明るい時間に太陽光を取り入れながら撮影しましょう。背景として光を自然に反射してくれる白い紙などを用意するのも手です。
ちょっとしたことのように思えるかもしれませんが、このような工夫をすることによって商品の印象もよくなりますし、状態などもわかりますので発送後の無用なトラブルを防止できます。
最近ではメルカリなどの商品写真を撮影することに特化した照明付きの小型ブースなども販売されています。出品する機会が多いという方は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
2．商品説明のコツ
メルカリの商品説明を入力する際には必要な情報をしっかりと事前に整理しておくことが大切です。商品名やメーカーはもちろんのこと、服などであればサイズ、家電品やデジタル機器などは型番や新品購入時期などの情報もあるといいでしょう。
他にも定価や取得時の価格を記載しておくと、よりお買い得感を出せます。状態についてもできるだけ客観的に記載することが大切です。さらに手放すことになった理由を記載しておくことによって、商品には問題がないことをアピールできます。
ただし、商品紹介があまりにも長くなってしまうと、最後まで読んでもらえない可能性がありますので注意しましょう。
3．タイトルの付け方のコツ
タイトルもメルカリの出品においてとても重要なポイントです。タイトルにはしっかりと商品名などを表記するようにしましょう。商品が何なのかわからなければクリックされず、検索にもひっかかりにくくなってしまいます。
検索のされやすさをより意識するのであれば、商品名などのワードを半角スペースで区切るようにしましょう。商品名や状態、サイズなどを繋げて表記してしまうと読みにくいだけではなく、すべて1つのワードとして認識され、検索にひっかかりにくくなってしまいます。
ワードを入れる順番も大切な要素です。重要なワードから順番に並べていくのがポイントとなります。洋服を出品する場合は、メーカーや服の種類、サイズなど、購入者が知りたい情報を優先的に入れるようにしましょう。
文字数に余裕があるのであれば、より目立たせるための記号装飾などを入れるのもポイントです。一時的に値引きするのであれば｢期間限定セール｣｢値引き中｣といった言葉を入れるのもいいでしょう。ただし、こういったワードは乱発しすぎると逆効果になってしまうケースもあるので注意しましょう。
メルカリには毎日多くの商品が出品されています。そのため、わかりやすく目立つタイトルをつけることが重要です。写真や商品紹介と同様にタイトルにもこだわるようにしましょう。
出品時のトラブルを防ぐために
メルカリは基本的に個人間で取引を行うので、トラブルが発生してしまう可能性もあります。そこで、最後にメルカリ出品時のトラブルを防止するためのポイントをご紹介します。
ネガティブな情報も事前に伝える
できるだけ商品を高く売りたいと考えると、傷や使用感といったネガティブな情報はつい隠したくなってしまうものです。しかし、ネガティブな情報を伝えずに販売してしまうと、購入者からすればあまり気分のいいものではありません。
場合によってはクレームになってしまうこともあります。そのため、商品の傷の状態や箱なしといった情報も事前に伝えた上で取引をするようにしましょう。
商品紹介は客観的に
商品紹介の文章を書く際に、つい主観が入ってしまうことがあります。特に中古品の状態などは人によって感じ方が大きく変わるものです。商品紹介を書く際にはできるだけ客観的に情報を整理して記載することを意識しましょう。
トラブル発生時の対処法
万が一トラブルが発生してしまった場合、放置するのは厳禁です。メルカリは安全に取引を行うことができるようにサポートも充実していますので、困ったことやわからないことがあったらサポートに問い合わせてみましょう。メルカリへのサポートはアプリ右下にある「マイページ」内の「お問い合せ」から行えます。
まとめ
メルカリはさまざまな商品を気軽に出品できるサービスです。出品方法はとても簡単ですが、その方法によって売れ方や価格まで大きく変わってきます。今回紹介したポイントをしっかりと押さえて、メルカリを上手に活用しましょう。
からの記事と詳細 ( メルカリ出品のコツは? 不要品を高く売るための極意を徹底解説 - マイナビニュース )
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