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Tuesday, September 21, 2021

とっても簡単で効果アリ!ツアースティックを使ったドリル - ゴルフネットワーク

 今回は、フェードヒッターの方に多い左に向きがちな肩のラインの矯正が無意識のうちにできてしまうドリルがありますので、ご紹介しましょう。

 やることは簡単です。アライメントの修正などに使うツアースティックを右ワキに挟み素振りをするだけです。

 何故、この練習が有効かというと、右ワキにスティックを挟むことによって、右サイドの肩からヒジ周辺をワンパック化(一体化)できるからです。

 そもそも肩のラインを左に向けるとボールの位置も左寄りになってしまいます。そうすると、右ワキが空いてしまい、右ヒジが外側を向いた状態になります。これが引っかけや逆球を生む原因です。

 そうならないために、ツアースティックを挟むことで、右の肩甲骨を正しい場所に収めて(下がった状態)、右ヒジが地面を向くようにする。そうすると、右肩が前に出なくなるので肩のラインが真っ直ぐになります。それと同時にボールの位置も自然と右寄りに戻るので、つかまった球が打てるようになるというわけです。

 ポイントは、スイング中、スティックが落ちないように右ワキをきつめに締めること。また、構えたときに背中側にあるスティックの先端が、フォロースルーで下に向くようにしっかり体を回すことです。これができれば前傾姿勢もキープできていることになります。

 まずはクラブを持たずにスティックを挟み、肩から肩のスイングで試してみましょう。次にクラブを持った状態で行い、慣れてきたら連続素振りをやりましょう。そして、動きが身に付いたら、スティックを外して実際にボールを打ってみましょう。

 実際に打つときの注意点は、スティックを挟んでいるイメージで、右肩甲骨が収まっている感じはキープしつつも、あまり窮屈になりすぎないこと。いつもの自分のスイングでボールを打ってください。

 さらにもうひとつチェックポイントを。クラブをシャローに入れるためには、ダウンスイングで左腕よりも右ヒジが下になければいけません。理想は、真っ直ぐ伸びた左腕と曲がった右ヒジとで三角形ができること。正面から見たとき、その三角形から向こうの景色が見えれば完璧です。一方、肩甲骨が上がっていると右ヒジも浮いてしまうので三角形はできず、力強いインパクトにもなりません。

 ぜひ皆さんも、右サイドを一体化させることで強い弾道を実現してください。

★CS放送ゴルフネットワーク「あすゴル!ゴルフ部(出演:内藤雄士PGAティーチングプロ、萩原菜乃花さん、森はなさん、芹澤名人/毎週日曜よる10時初回放送)」#182より

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